夏目前!意識次第でお腹は変わる
6月に入り夏まであと少しですね。
この時期からダイエット始める方も多いのではないでしょうか。
ここでポッコリお腹が気になるあなたへ、とっておきの情報を一つ。
ダイエットを継続的に行ってもお腹だけ出てしまう。なんて方を今まで沢山みてきました。
「腹筋めちゃくちゃ頑張ってます」
「お腹のインナーマッスルの為にプランクしてます」
「エネルギー消費量を上げる為にスクワットしてます」
この頑張り、実はポッコリお腹改善にはマイナスに働いているかもしれません。
もしかすると体脂肪ではないものが悪さをしている可能性があります。
お腹を引き締めるのに思いつくのはランニングの次に筋トレと言われる方も多いのではないでしょうか。
筋トレはかなり効果的であると私も思います。
しかし、やり方次第で良くも悪くも化けるのが事実です。
例えば腹筋、プランク、スクワット全て「力を入れるもの」という認識でトレーニングされる方がほとんどだと思います。
力を入れる→体の力みに繋がる→筋肉や体全体を縮めようとする働きが強くなる。
しかし考えてみてください。
たるんだお腹を薄くしようとするのに縮める働きより伸ばしてあげた方が良い気がしませんか?
実は身体の使い方では「伸ばす」が正解です。
ピラティス用語でエロンゲーションなんて言葉もあります。
エロンゲーションとは…伸びや伸張という意味を表し、柔軟性やバランス能力向上、筋力の向上
を意味します。
ここで一つ気になりませんか?筋力の向上。え?伸ばしてるのに強いの?
そうなんです。
人は伸びる意識があればあるほど体は強くなるんです。
その様なことがなぜ起きるのかというと伸びる意識で背骨が伸張されます。そうすると背骨の周りには深層筋、いわゆるインナーマッスルが多く存在します。
インナーマッスルとは代表的なものでは腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋や腸腰筋などが挙げられ体の奥で骨の周りに存在し、姿勢保持筋と呼ばれ内臓や骨を正しい位置に安定させるとても大切な筋肉の事です。
この体を安定させるインナーマッスルが働くことにより人は強く安定感を増し、猫背や反り腰が弱まり、内臓が前に出るのを止めてくれる役割によりポッコリお腹が解消されるのです。
この地球で生存している限り、重力と一生付き合っていかないといけません。
重力下において、ただでさえ縮まろうとする働きに対して力みが増える運動の仕方で更に縮まろうとすると、伸張という意識が弱くなり続けインナーマッスルは機能しなくなり姿勢不良(猫背、反り腰)に加えお腹が出てくるのです。
バレエの選手や体操選手は常に伸びる意識が強くインナーマッスルが機能し、あれだけ上手に体が使えるのだと思います。お腹が出てるどころかとても薄く腹筋がしっかり見える選手が多いですよね。
近年ピラティスが流行したのも、競技をせずともより身近にインナーマッスルを働かせる為の背骨を伸ばす感覚を得れるエクササイズとしてとても人気が出たのかもしれません。
先程ご紹介した3つの筋トレも力まずに伸ばす意識でできるとかなり効果は高くなります。
(コツがいるので自己流では難しいですが…)
そして立ってる時の姿勢での背骨の上下に伸ばされる意識や座ってる時に坐骨を椅子に突き刺す様に真っ直ぐ座れてるか。等、日常生活から見直さなければいけないことは山ほどあります。
ただこの様な意識はご自身の感覚によるものなので急には出来ない方がほとんどです。
その為に運動を通じて身体の使い方を知って頂き姿勢や肩こり、腰痛、膝痛やポッコリお腹解消等、様々なお悩みを解決するお手伝いをさせて頂いております。
「上下に伸びる意識で日々過ごす」
お腹を引き締めたい方、是非参考にしてみてください。