ぎっくり腰を防ぐ身体の使い方
ぎっくり腰
一度は耳にした事のあるワードだと思います。
過去に経験された方も多いのではないでしょうか?
ぎっくり腰とは中程度の痛みでなんとか動けるものや、重症度の高いものだと「魔女の一撃」と別名もあるぐらい動けなくなるほどの強烈な痛みに襲われる症状が特徴です。
荷物を運ぶ際、くしゃみをした時、朝起きて立ち上がろうとした時、立ちながら靴下を履こうとした際など日常生活の中で多く、人によって発生機序は様々。
椎間板や骨盤の関節、筋肉に損傷を伴い日常生活での身体の使い方のエラーで起きる怪我です。
私も治療院に勤めていた頃にぎっくり腰で来院される方を多く施術してきました。
夏や冬に多く季節の変わり目の秋の10月(栄養を吸収しにくいと言われている)も多く来院されておりました。
普段から腰痛があったり、ぎっくり腰経験者に共通して硬い部分があります。
それは「足首」
日常の中で使われる足首の働きというのが腰痛、肩こりや首こりから抜け出す大きな要因となるのです。
立っていたり歩いている時、常に接地しているのは足裏になります。
その足裏の荷重する場所の認識や足裏のアーチの低下により膝や股関節に大きなダメージを与えお身体の不調がどんどん増えてくるわけです。
扁平足へんぺいそく(足裏が平ら)やハイアーチ(足の甲が高く上がった状態)だと足裏の荷重するポイントが一部分だけに強くなる傾向があり足裏が機能するアーチの形成も大切になってきます。
①足の指が思い通りに動かせない
②家で靴下やスリッパを履いてる事が多い
③足底筋膜炎(足裏の痛み)になった事がある
④足裏のどのあたりに荷重してるかわからない
⑤クッション性の高いスニーカーをよく履く
⑥いつも足裏の同じ場所にタコができる
これらが足首の働きが悪い方の特徴であり、お身体の不調もギックリ腰だけに限らず肩こり、首こり、五十肩、膝痛、股関節痛など様々な不調を招きます。
日常生活で足首はどの様な場面で使われるべきなのでしょうか?
歩く、荷物を運ぶ、自転車を漕ぐ、お風呂の湯船から立ち上がる、ソファーから立ち上がる、階段を登る、降りる、と使われる場面がほとんどです。
一つ勘違いされてほしくないのは、
足首が働く=足首が柔らかい
ではないという事です。あくまでも日常で足首が働くというのは足裏は地面と接地した状態にあります。ですから膝から足首の間の「脛の骨」をいかにどう使っているのかです。
当ジムのピアレスのInstagramを見られた事がある方はその使い方のヒントをたくさん投稿してありますのでその観点で一度ご覧ください。
あとは足首の働きを高めるためには骨盤、背骨、肋骨、頭蓋骨などの意識もかなり重要になってきます。
それらを書き出すとかなりの長文になるので省きますが、足首が柔らかければ足首が使えてるのではなく「身体をどのように使うのか」が足首の働きを良くし、ぎっくり腰を起こさないお身体をつくる様にPiaressではお伝えさせて頂いております。
ピラティス、筋トレ、ヨガ。
どんな運動をしても、どんな整体をしても「日常での身体の使い方」を知らない限り、ぎっくり腰を防いだり身体の不調を改善する事はありません。
Piaressでは日常での身体の使い方までお伝えさせて頂き、
「今」だけでなく、笑顔で過ごせるあなたの素晴らしい人生のためにお手伝いさせて頂きます。